お店について
 このページにアクセスいただき誠にありがとうございます。深大寺養蜂園は、深大寺周辺で養蜂家 杉沼えりかがミツバチのお世話から瓶詰め、発送まで行っています。

 当養蜂園のはちみつは、ミツバチの巣からそのまま取り出して絞り、無添加・無加工のはちみつ。香り高く、はちみつ本来の「パワー」を感じていただけることと思います。実際「はちみつ」は古い歴史があり、もともとは「薬」として重宝されてきました。それを表すような実際のお話を記しておきます。

 私のお客様の親族が、癌で闘病され、体力が落ちてしまい、食べ物を口にしても咀嚼が難しい状況でした。しかし、はちみつを毎日口にさせていたら、体力が回復し、無事に退院したというお礼のお電話をいただいたことがあります。私はミツバチが生産したものが、人を助けたということを強く実感し、私も間接的にお手伝いできたことを心から感謝しました。

 はちみつは甘美な不思議な液体です。この甘さは「糖」なのですが、はちみつの糖は我々の身体にとって大変ありがたいものです。もともと花蜜は「ショ糖」と呼ばれる種類の糖ですが、ミツバチの酵素の力によって「ブドウ糖」と「果糖」に分解してくれています。つまり、我々の身体に負担をかけることなく、やさしく吸収してくれるのです。体調が悪い時はスプーン一杯を口に含むだけで、驚きのパワーを与えてくれます。

 私のオススメのルーティーンは、朝、白湯に大さじスプーン一杯のはちみつを入れて飲むことです。もともと白湯は習慣としていたのですが、はちみつを入れてからというもの、朝のエンジンのかかり方がまるで違います。ぜひ皆さまに実感して欲しいと思っています。まだまだはちみつの魅力は語りきれませんが、ご興味のある方におすすめしたい一冊は、前田京子さん著の「ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵」という本です。はちみつにまつわる本は数多くありますが、こちらの本はとても分かりやすく、実践的な内容が詰まっているのでおすすめです。

 ここまでの長文をお読みいただき感謝申し上げます。現在、市場には多くの加工品で溢れています。味はいつ食べても均一。むしろそうでないとクレームになってしまいます。上質なはちみつは加工されていません。それゆえ、毎年わずかに香りも味も異なります。自然の物ゆえ、味を均一にすることはできません(これが逆にクレームになる現代でもあります)。でもそれがはちみつの魅力の一つでもあります。地域の自然がぎゅっと凝縮したはちみつ。さまざまな角度からご堪能いただき、毎日の健康の一助になれば幸いです。